バネを使うように歩こう
年齢を重ねるとヒザが痛くなったり腰が痛いなどで歩くのがつらいと言う方もいると思います。
しかし、歩けなくなると確実に老化します。
私がそうだったからお伝えしたかったのですが、歩く事が重荷になると、さらに歩かなくなります。
街に出て人を観察してみてください。
特に高齢者になると頭が左右に振れたり、片方だけに振れたりしている人がいます。
逆に高齢にも関わらず芯がブレる事なく溌剌と且つ自然に歩いている人もいます。
大股で歩く
できれば大股で歩きたいです。
股関節の動きが大きくなることで今までは意識することのなかった股関節の張っていた筋肉などが徐々にほぐれていくと思います。
後足で蹴る
大きく前に足を出したら、後ろ側の足は地面をつま先で蹴るようにして推進力を与えます。
この時、足首が柔軟であることを意識しながら地面を蹴って前に出します。
後足で蹴る時にもう1箇所意識したいのが「ふくらはぎ」です。
歩く時にふくらはぎが伸びたり縮んだりすることを確認しながら歩きましょう。
ふくらはぎが良く動くことで心臓の方に血液を戻す働きをしてくれます。
歩くことが大事
歩くことが血液の循環をよくする事だと認識しましょう。
血の循環が良くなると身体中の血液が毛細血管まで行き渡ります。
例えば冷え性の人はお風呂とかヒーターの前で温まることだけではなく歩いてふくらはぎを運動させることで血の巡りが良くなります。
最初は自転車でもOK
歩くのが大変な人は5分でも10分でも自転車を使って脚の筋肉をつけることをお勧めします。
できれば毎日(最低でも週に5日)自転車で訓練すると2、3ヶ月で筋肉がつき始めます。
筋肉がつき始めたら歩きも取り入れましょう。
脚全体に筋肉がつき始める
歩くことで他の部分の筋肉がつき始めますので根気よく頑張ってください。
膝の痛みも消える
脚全体の筋肉がつくことで私自身医者に「半月板損傷」と診断され、歩く事がままならなかった状況が、今は嘘のように若い頃のように歩けますし、膝の痛みのまず感じなくなりました。
歩く時の注意点
なるべく頭を地面と平行移動できるように歩きたいです。
前足のかかとで着地する時に頭まで「ズシン」と来るような歩き方はダメです。
足が車のバネと同じように衝撃を吸収するような感覚を持ちながら優しく着地しましょう。
その時反対側の足は蹴るように前に推進力をあたえるように意識しながら歩く事が重要なポイントです。
歩くことや自転車に乗ることで筋肉増強
車ばかり乗る人は脚の筋肉が衰えていると思ってください。
特に40代後半からは、今はなんともないかもしれませんが、運動をしましょう。
運動が嫌いでも歩くことを意識すれば体が軽くなります。
だまされたと思ってやってみてください。