膝の痛みがぶり返した時に考えるべき1つのポイント

ここ1週間の間、膝の痛さがぶり返した。

 

半月板損傷

10年近く前に膝が痛くなったので診察に行ったところ医者は平然と「手術しましょう」と言い放った。

「先生、手術すれば治りますか?」と聞いたところ

「完全には治りません。膝にボルトを入れるのでしばらくしたら抜く手術も必要です。」と当たり前のように言った。

「先生、仕事ができなくなると困ります。何か他に方法はありませんか?」と尋ねると

「ヒアルロン酸注射をして様子をみましょうか」となった。

この半月板損傷なるものは歩くのが困難になる。

階段の登り下りどころか平坦な道を歩くのも高齢者のように歩くようになってしまった。

 

歩くことから始める

ヒアルロン酸注射を打ちに行くが大病院の為待つ時間が長い。

ひどい時は10:00の予約なのに14:00位になることもある。

これでは仕事も捗らない。

そこで、リハビリも兼ねて歩く時間を増やすようにした。

一日10分歩いてみる。

1週間続けたら少しづつ歩く距離を増やすようにした。

自転車も加えて運動量を増やしたところ痛みが緩和された。

 

筋肉が守ってくれる

膝の痛みが緩和されるともう少し歩く時間と自転車の時間を増やし、さらに毎朝スクワットを行うようにした。

半年もすると太ももに筋肉がついてきて少し太くなった気がする。

これは筋肉が膝を守ってくれているのだと言うのが1つと

実際は今まで筋肉を使っていなかった為に膝に負担がかかったのだとも考えられる。

本当に手術をしなくてよかったと思う今日である。

 

膝の痛みが再発

ここ1週間ほど膝が痛くなったので

「今回は本当に膝がダメになった?」と思った。

歩き方も以前より良い方法で、後ろ足を蹴るようにして両方の脚をうまく使ってクッションを作るようにしてドスンと着地しないように気をつけて歩いていた。

しかし、どう気をつけて歩いてもドスンとなるような気もしていたので違和感はあった。

 

靴のクッションに注意せよ

半月板損傷は紛れもない事実(レントゲンで確認をしている)。

今までは筋肉で痛みを避けてきたつもりだったけれど、それだけではないことに気づく。

靴のクッションに問題がある。

結構新しい靴だったけれど1ヶ月も経たないうちに靴の中のカカトの部分が凹んできて中の布がめくれる。

そのことに気づいたので触ってみたところカカトの部分のゴムのクッションが随分薄い。

1cmあるかないか位。

その他の靴を見てみると少なくとも15mm以上ある。

 

クッションがないため膝への負担が増えた

以前も安い靴を履いていた時、膝が痛くなったことを思い出した。

元々膝に問題があるのでクッションのある靴を履かなければならないはずなのに、忘れていた。

今朝その靴は捨てた。

今日はクッションのある靴を履いて1日過ごした。

膝の痛みはゼロではないが昨日ほど痛みが少ない気がする。

今日時点の結論としては「脚にクッションがなくなっているので靴でクッションを持たせるべき」。

1週間くらい様子を見て追記を書くつもりである。

 

 

 

健康になるための歩き方

バネを使うように歩こう

年齢を重ねるとヒザが痛くなったり腰が痛いなどで歩くのがつらいと言う方もいると思います。

しかし、歩けなくなると確実に老化します。

私がそうだったからお伝えしたかったのですが、歩く事が重荷になると、さらに歩かなくなります。

街に出て人を観察してみてください。

特に高齢者になると頭が左右に振れたり、片方だけに振れたりしている人がいます。

逆に高齢にも関わらず芯がブレる事なく溌剌と且つ自然に歩いている人もいます。

 

大股で歩く

できれば大股で歩きたいです。

股関節の動きが大きくなることで今までは意識することのなかった股関節の張っていた筋肉などが徐々にほぐれていくと思います。

 

後足で蹴る

大きく前に足を出したら、後ろ側の足は地面をつま先で蹴るようにして推進力を与えます。

この時、足首が柔軟であることを意識しながら地面を蹴って前に出します。

後足で蹴る時にもう1箇所意識したいのが「ふくらはぎ」です。

歩く時にふくらはぎが伸びたり縮んだりすることを確認しながら歩きましょう。

ふくらはぎが良く動くことで心臓の方に血液を戻す働きをしてくれます。

 

歩くことが大事

歩くことが血液の循環をよくする事だと認識しましょう。

血の循環が良くなると身体中の血液が毛細血管まで行き渡ります。

例えば冷え性の人はお風呂とかヒーターの前で温まることだけではなく歩いてふくらはぎを運動させることで血の巡りが良くなります。

 

最初は自転車でもOK

歩くのが大変な人は5分でも10分でも自転車を使って脚の筋肉をつけることをお勧めします。

できれば毎日(最低でも週に5日)自転車で訓練すると2、3ヶ月で筋肉がつき始めます。

筋肉がつき始めたら歩きも取り入れましょう。

 

脚全体に筋肉がつき始める

歩くことで他の部分の筋肉がつき始めますので根気よく頑張ってください。

 

膝の痛みも消える

脚全体の筋肉がつくことで私自身医者に「半月板損傷」と診断され、歩く事がままならなかった状況が、今は嘘のように若い頃のように歩けますし、膝の痛みのまず感じなくなりました。

 

歩く時の注意点

なるべく頭を地面と平行移動できるように歩きたいです。

前足のかかとで着地する時に頭まで「ズシン」と来るような歩き方はダメです。

足が車のバネと同じように衝撃を吸収するような感覚を持ちながら優しく着地しましょう。

その時反対側の足は蹴るように前に推進力をあたえるように意識しながら歩く事が重要なポイントです。

 

歩くことや自転車に乗ることで筋肉増強

車ばかり乗る人は脚の筋肉が衰えていると思ってください。

特に40代後半からは、今はなんともないかもしれませんが、運動をしましょう。

運動が嫌いでも歩くことを意識すれば体が軽くなります。

だまされたと思ってやってみてください。