歩く時にブレていませんか?

通勤時や人混みの中を歩いていると、前を歩いている高齢者が右に左に揺られながら歩いているのを見たことはありませんか?

老化の一つのようです。

脚力が衰えて左右の脚の筋力が均一ではなくなってしまい上半身が揺れながら歩いている。

速い人は40代から始まる人もいますが、50代後半からそうなる人が増えているような気がします。

 

筋力の衰え

自分では気が付かないうちに筋力は落ちます。

若い人でも落ちるのだから、高齢者はもっと早く筋力が落ちます。

 

どうやって揺れるのか

それの主な原因は歩いている時に足のつま先がバタバタしています。

かかとから落ちてつま先の方がバタン、と地面に落ちていく感じ。

 

どうすれば改善するか

降りる方の足はかかとからゆっくりと落としてつま先までバタンとしないでゆっくりとおろす。

反対側の足はつま先で地面を蹴って前に推進力を作り出す。

これの繰り返しの歩き方で筋力は上がります。

特に蹴る方の足のつま先で蹴ることによってふくらはぎが動きますから、心臓への血のポンピングもアップします。

 

筋力は表面だけではなくインナーマッスルも鍛えたい

本当はできることならインナーマッスルも鍛えていかなければ老化の速度が上がってしまいます。

しかし簡単にインナーマッスルを鍛えることは出来ません。

インナーマッスルを鍛える=体幹を鍛える

これによりアンチエイジングの効果も期待できるようです。

 

まずは正しい歩行姿勢で歩く

アップルウォッチをしながら歩いているとiPhoneでその軸のズレを教えてくれます。

後は脈拍や心拍数、寝る時のレム睡眠やノンレム睡眠を測定してくれるからアップルウォッチは常につけています。

家族に聞いたりアップルウォッチで計測したりしながら改善をしていくのが望ましいと思います。

足首を使って(意識して)歩けば腰の痛みが緩和する

中年以上の方は歩く時に注意した方が良い脚の部位

街中を歩いている時あまり意識しないので見ていないかもしれません。

ベタベタっと足のクッションを使わないで歩いている人を見かけます。

「中年以上は・・」と書きましたが、割と若い人にも見受けられます。

 

足首を使って歩こう

気にしないと一生わからないまま終わります。

しかし一度でも気になると・・・

「足首を使っていない」ことに気づきます。

 

なるべく大股で後ろ足は蹴るようにして歩く

  • 後ろの足は地面を蹴るように
  • 蹴るときにつま先に重心がかかるように
  • ふくらはぎが伸びていることを意識して
  • 足のつま先とかかとを伸ばすようにして

歩くと血行が良くなり、血の心臓へのポンプアップになりますので、是非トライしてみてください。

 

整体の先生から言われた

左のお尻からふくらはぎにかけていつも筋が痛い感じがしていました。

もちろん整体の施術を受け帰り際に「足首を使って歩いてくださいね」と言われたので『?』と思い説明してもらったところ上記のような内容でした。

 

1週間ほど疲れが多くなった

これらを意識して歩くようにしたところ1日目はかなり疲れそれから1週間ほどは歩くと疲れた感じが出ました。

2週間目になるとそれほど疲れは感じなくなりました。

体が慣れるまでは今まで使っていなかった筋肉が疲労することと血の巡りが良くなったから疲れが出るのだと思います。

 

腰の痛みが緩和

それまで腰痛があったのにそれが緩和されたのは、一つには整体のおかげだと思いますが、足の使い方を変えたことの2つが要因だと考えています。

血の循環が良くなることは間違いないので上の箇条書きのように歩くことをお勧めします。