英語を翻訳していては追いつかない

前回FENを聴くのが有効と言いました。

しかし全てを理解しようとするのは不可能です。

30年のブランクがあるし、なおかつその当時でも日常的な英会話程度の能力しかなかった者が急に全てを理解するのは無理です。

英語のまま理解するように脳を慣れさせる

英語を聞くとすぐに日本語に置き換えようとするが、これは絶対にダメです。

例えば、Nice to meet you!と言うフレーズはほとんどの人が完全に頭の中に入っています。

また、これを数百回以上言った人(つまり海外で生活していた、もしくは常に英語のネイティブと会話をしている)はいちいち日本語に置き換えずに話しているはずです。

昔ドリフターズの荒井注さんが”ディスイズアペ〜ン”と毎週言っていたのを観ていた人は覚えていると思いますが、これはペンです、と置き換えなくてもわかっていたと思います。

このように英語を英語のまま理解しないと会話に追いついていけないのは理の当然です。

 

今はYouTubeがある

30年前はYouTubeはおろかインターネットもない時代。

その頃の英語の学習方法としては、

  • カセットテープで英語を聞く
  • FENを聞く
  • NHKの英会話などを観る
  • NHKラジオの英会話を聞く
  • 英会話のビデオテープを見る
  • NOVAで駅前留学する
  • 英会話学校に行く
  • アメリカ人の彼女(彼)を作る

昭和から平成初期は学習方法が限られています。

インターネットを活用

インターネットでリモートで英会話をすることもできます。

私はその前に英語を聞く耳を作ろうと思い YouTubeを聞くようにしています。(運転中はFEN)

自分のレベルに合わせてコンテンツを選ぶことをオススメします。

ちなみに私は以下の2つのコンテンツをなるべく多く聞くようにしています。

 

また寝る前は

いずれも完全に理解することは不可能です。

しかし、最初は聞き取れなかった単語(フレーズ)が少しづつ聞き取れるようになっています。

まずは英語を英語のまま聞けるように頑張っています。

英語が喋れなくなった。どうすれば回復できるだろう?②

30年前は日常的な英会話にはそれほど困らなかった自分が全く話すことができなくなっていることに我ながら驚きました。

タイの方と話さなくてはならない状況になった時(もちろんタイ語は話せません)に英語で意思疎通をするしかないのですが、考えを伝えることや相手の言っている内容が理解できない、つまり会話ができない事実を突きつけられたのです。

30年間英語を話してこなかったので、当然といえば当然の事ですが、大きく2つの問題点がありました。

  • 英語が聞き取れない
  • 英語が話せない

 

どうすれば回復できるか?

  • 英会話スクールに行く
  • YouTubeで有益なものを探す
  • 本や新聞を読んで英語力を上げる
  • FENを聴いて訓練する

 

英会話スクール

現在かなり多忙で時間的余裕がないことと、通うにしてもどこがおすすめかなどを探さなくてはならない。

でも通えば確実に英会話ができるようになることは間違いないと思う。

何故かと言えば自分が若い頃に、英会話の学校に言って実際に話せるようになったと言う実体験があるから。

ただ、探す労力、通う労力と時間、そして経済的側面が前に一歩踏み出せない自分がいます。

 

YouTubeで訓練

YouTubeは誰でも無料で観られます。

訓練するのはコンテンツによっては役に立ちます。

今も続けていますが自分に合ったコンテンツを観ないと時間の無駄になってしまいます。

自分に合うものを探すのに時間がかかります。

つまり「英会話」とか「English listening」とか色々ありますが、自分のレベルに合うものを探すのに一苦労です。

 

本や新聞を読む

これは単語力やイディオムなどを身につけるのにはかなり有効ではありますが、そもそも聞き取れない、話せないと言う問題解決にはなり得ません。

 

FENを聞く

これはかなり有効な方法だと思います。

以前英会話が出来ていた方はこれはお薦めです。

何はともあれ耳を鳴らしていくことが非常に大切で、英語の耳を育てる以外に方法はありません。

何を言っているかと言う意味を理解するのではなく、「音」を聞き分ける訓練になると思います。

でも1週間やそこらでは無理だと思いました。

最初は本当に何を言っているのかが聞き取れません。

しかし、苦痛でも1週間、例えば車を運転する時(私は毎日車を運転しているのでその時間が持てますが)は必ずFENを聴くようにして、歌も歌詞を聴くようにします。

2週間くらいすると、音節が聞き取れるようになり、単語ではなくフレーズで聞き取れるようになります。

日本語に翻訳してはいけません。

英語を英語のまま聞くに徹することです。

 

結果としては

YouTubeとFENが有効だと感じました。

何しろ生の英語が聞けるのはこの2つしかありません。

ただし話すことに関してはこれらを聞くことだけでは完結しません。

今の自分の状況や何をしたいか、何をするのか、などを日本語ではなく英語で口に出して言ってみることが重要です。

これはまだまだ続けますので、乞うご期待です。