何の為に生きているのか?と考えるようになってしまった時

一生懸命に生きてきたつもり。

でも最近「何の為に生きているのか?」と思う時が増えた。

 

精神状態が不安定

仕事も趣味も相手のことを考えながら生きているし、利己主義では決してない。

特に仕事は体が一つしかないから同時進行で2つのタスクは敢行できない。

別に人に別の現場をやってもらうしかないのだが、しかしそれは少しストレスが多くなる。

1つの仕事をしている時に、これは有難いことだが、別の依頼が飛び込んでくる。

ビジネス、仕事である以上何とかこなさなくてはならない。

しかしこれがストレスを増やす原因になることは間違いない。

 

2つの仕事を同時進行で進める

自分でできる限りのことをやっていたはずなのに、何故か最近では「何の為に働いているのか?」と疑問に思うことが多くなった。

依頼者の方々は早く成果が見たいと思うので「いつまでにできますか?」と質問してくる。

しかし現在進行形の仕事が終わらなければ次の仕事は進まない。

なので影武者ではないが専門職の人に現場を預ける。

すると2つのタスクが同時進行できると言うわけだ。

 

自分でストレスを増やしているだけ

決して100%の仕上がりになるわけではないので、修正が必要になる。

それはクレームレベルであれば職人に任せるが、クレームとは言えない仕上がりの場合は自分で処理する。

これが一番ストレスフルと言うか時間を取られる。

さらにこれ以外に

  • 見積もり作成
  • 現地調査
  • 工事届出書提出
  • 養生
  • 工事の案内提出
  • 顧客からの問い合わせに応える為に情報を仕入れる
  • サンプルの依頼
  • 工程表
  • 職人との日程調整

などなどかなりの時間を取られている。

これだけやっていても成果が出るのは仕上がりの時だけ。

 

何の為に生きているのか

これだけやっていても遅々として進まない仕事、さらに増える仕事、これらをこなしているうちはまだ気が紛れるが、ふと気を抜いた瞬間に「何の為に働いているのか?」「何の為に生きているのか?」がわからなくなる。

この心理状態に入り込むと1週間や2週間は負の心理状態に陥る。

 

忘れることも大事

忘れることが仕事にとっては命取りになりますが、負の心理状態から抜けるには忘れることは非常に大事な生理現象だと思っています。

朝起きてから寝るまでに、「あれもしなければ、これもしなければ」と考えると本当に鬱状態になってしまう。

幸か不幸か忘れることが出来るので(生まれつきかもしれないが)ストレスに押しつぶされそうになると忘れることが出来るのでまだ今まで生きていられるのだと思う。

 

仕事を見直すべき

仕事を見直す時期に来ているのかもしれない。

別に仕事を変えるわけではなく、やりかを見直して自分を楽にする方法を見出さなければ本当にダメになってしまう。

一時的に仕事量を減らすべきなのかもしれない。

そんな時期なのかもしれない。

 

少しでも楽になる考え方がここにありましたので記しておきます。

英語を翻訳していては追いつかない

前回FENを聴くのが有効と言いました。

しかし全てを理解しようとするのは不可能です。

30年のブランクがあるし、なおかつその当時でも日常的な英会話程度の能力しかなかった者が急に全てを理解するのは無理です。

英語のまま理解するように脳を慣れさせる

英語を聞くとすぐに日本語に置き換えようとするが、これは絶対にダメです。

例えば、Nice to meet you!と言うフレーズはほとんどの人が完全に頭の中に入っています。

また、これを数百回以上言った人(つまり海外で生活していた、もしくは常に英語のネイティブと会話をしている)はいちいち日本語に置き換えずに話しているはずです。

昔ドリフターズの荒井注さんが”ディスイズアペ〜ン”と毎週言っていたのを観ていた人は覚えていると思いますが、これはペンです、と置き換えなくてもわかっていたと思います。

このように英語を英語のまま理解しないと会話に追いついていけないのは理の当然です。

 

今はYouTubeがある

30年前はYouTubeはおろかインターネットもない時代。

その頃の英語の学習方法としては、

  • カセットテープで英語を聞く
  • FENを聞く
  • NHKの英会話などを観る
  • NHKラジオの英会話を聞く
  • 英会話のビデオテープを見る
  • NOVAで駅前留学する
  • 英会話学校に行く
  • アメリカ人の彼女(彼)を作る

昭和から平成初期は学習方法が限られています。

インターネットを活用

インターネットでリモートで英会話をすることもできます。

私はその前に英語を聞く耳を作ろうと思い YouTubeを聞くようにしています。(運転中はFEN)

自分のレベルに合わせてコンテンツを選ぶことをオススメします。

ちなみに私は以下の2つのコンテンツをなるべく多く聞くようにしています。

 

また寝る前は

いずれも完全に理解することは不可能です。

しかし、最初は聞き取れなかった単語(フレーズ)が少しづつ聞き取れるようになっています。

まずは英語を英語のまま聞けるように頑張っています。

時間が削られる時の心理

やらなければならない仕事が待ち受けている時、スムーズに事が運ばないと仕事の終わりが後倒しになる。

つまりスケジュールが狂うのです。

「あれもやらなきゃいけない、これもやらなきゃいけない」

でも自分の持っている時間は一日24時間。

3〜4現場抱えている時に1つの現場で問題が発生するとその現場に行かなくてはならない。

往復の時間、打ち合わせ時間、作業の修正時間などを計算すると簡単に半日が吹っ飛んでしまう。

おろそかにはできない

他にも仕事があるからと問題現場をそのままにすると、後でさらに問題が大きくなってしまうので問題を解決するのが先決。

 

忙しいとはどういう状態か?

忙しくて仕方がない、と言う人は次のYouTubeを参考にしてみてください。

全部観るのは30分以上かかるので、「忙しい」と言う状態を確認するには30分からだけ観てください。

それが忙しいと言う意味だと思います。

 

最後の仕上げを焦るのは絶対ダメ

人間時間がなくなると心理的に焦る、と言うよりも追い詰められる。

例えば運転をしている時に余裕がないと事故を起こす原因になります。

ちょっとしたミス(普段ならやらない凡ミス)を誘発してしまう。

開き直りが大切(テキトーも大事)です。

あまり真面目に考えすぎるとその真面目さが仇になることもあります。

テキトーにやっている人には何を言っているかがわからないと思います。

逆に不真面目な性格な人はキチンとやるべきですが、私が伝えたい人は生来生真面目な方です。

 

一旦立ち止まることも必要

物理的に自分1人、そして1日は24時間。

これは誰がどう逆立ちしても24時間が48時間になるわけでもなく、自分1人は分身の術でも使わないと2人にはならない。

であれば、一つ一つ片付けていかなければならない。

しかしここで自暴自棄になってはいけない。

一旦立ち止まって深く深呼吸をするしかない。

  • 何をすれば一番良いかを見極める
  • 考えずに小さなことでも先に進める

非常に歯痒い気持ちで遅々として進まない進捗状況を思い知る事になります。

それでもやらなければいけない。

例え吐きそうになっても、プレッシャーに押しつぶされそうになっても。

「テキトー」は心の中で呟きます。

死にさえしなければその先に未来はある。

それを見据えてここは乗り切るしかない。

 

追い詰められると呼吸が浅くなる

ため息をついていないか。

ため息をついている時は呼吸が浅くなっている可能性が高い。

ため息は息を吐くのでその分吸い込む事になる。

深く深呼吸をしてみて精神よりも体を整えよう。

 

考えすぎない

考えすぎても事は進まない。

それなら、考えすぎる事をやめて、作業なりをあまり深く考えずに前に進める。

考えすぎると、余計に悪い方向に考えてしまう。

 

悩んでいると胃が悪くなる

悩んでいたり、緊張していたり、怒りでどうしようもない時などは「胃」に変調をきたします。

 

悩みが先か胃痛が先か?

胃に変調があると、体に気が入らなくなります。

悩んでいるから胃がおかしくなるのか。

胃がおかしくなるから悩みを抱え込むのか。

どちらが先かは分かりませんが、悩みを解消したくても胃がダメな時は体に力が入りません。

これは私が実感したことです。

  • 体に力が入らない
  • 気になってしまって注意力も散漫になる
  • 胃がキリキリとする

これらどれが先かはは分かりませんが、こうなるとその日は使い物になりません。

 

目先の事を解決するしかない

「あれがダメだったからこうなったのか・・・」

「こうなったら全体の案として潰されてしまうのでそうならない為にはどうすれば良いか?」

など一気に色々と思いが浮かんでは消えていきます。

しかし、今目の前にある小さな課題を解決しなければ先には進めないし、課題が徐々に増えてしまいます。

1週間もすると消え失せてしまう悩みがほとんどだと思いますが、しかし1週間後の自分は想像がつきません。

まずは今できる小さな事をやっつけることから始めます。

 

自暴自棄になると失敗する

悩みが続くと、人間不思議なもので早く解決しようと焦ってしまいます。

仮に人間関係だと余計にこじらせる事にもなりかねない。

プロジェクトの進捗が悪いときは、一番小さな仕事を終わらさなければなりません。

悩むと人間前に進めなくなりますが、そうなると次から次へと問題が増えてしまいます。

悩んで立ち止まることも必要だと思います。

しかし、悩まなくても解決できる小さな問題を一つクリアすることで少しだけ心に余裕ができるはずです。

 

開き直りが大切

開き直ると胃の調子も少し改善されます。

少し改善されれば頭脳的にも肉体的にも少しずつ前に進むことができます。

開き直りのもう一つの考え方が「無視する」ことです。

無視できるような考え方も必要ですが、若い方だと無視できず考え込んでしまう方が多いと思います。

一瞬でも良いので何も考えない「間」を作りましょう。

 

胃が落ち着くと楽になる

上記のように開き直ると少し胃の調子が良くなります。

すると不思議なもので考えることも少しだけ楽観的になります。

するとさらに胃の調子が良くなります。

これの繰り返しですね。

 

批判を受けた時の対処法

人間関係は順調ばかりではなく時に軋轢を感じることもあります。

自分としては何も間違っていないと思っていても、別の人からすれば「自分勝手な行動」と取られることもある。

 今回は10人くらいの集団で起こり得る意見の違いについて考えてみます。

意見の違いを見出す

  • 相入れない意見の食い違い
  • 少しのズレによるもの
  • 感情的なもの

180度違う意見であればなかなか歩み寄るのは難しいかも知れませんが、着地地点を見つけるしかないかも知れません。

同じ方向を向いているのに少し意見が違うのは歩み寄りが可能かと思います。

感情的な場合はタチが悪いですよね。

歩み寄る事が難しくなります。

意見ではなく感情が先立つとまとまるものもまとまらなくなります。

時間が解決する時もある

あれこれ悩んでいても解決しない時は、いっそのこと開き直って時間に身を任せましょう。

どうしても思い出してしまったりすることもあるでしょうが、悩んでいても何も解決しません。

忘れる事が出来る何かを見つけてそれに集中するのが良いと思います。

ちなみに私は楽器を演奏する事に集中できるので、楽器を練習している間は嫌なことを忘れてしまいます。

忘れる事が一番

忘れる事ができるならそれが一番の手法なのかもしれませんね。

下手に行動して墓穴を掘るならしばらく様子を見たほうが得策です。

緊張感を制するには

普段は緊張することなどないのに、ここぞ、という時に緊張するのを何とかならないかと思いいろいろ試みてきました。

私はフルートと言う楽器を吹くのだが、舞台に立つと緊張して思うように演奏出来ないので良い方法はないものかと試行錯誤してきました。

 

手にちょっとした刺激を与えると緊張がなくなる⁉️

藁をもすがる思いで10年前にそんなセミナーに参加したことがある。

刺激の前にいろいろとイメージして、手に刺激。

これで大丈夫なのだろうか?

その場では言われた通りにやってみたがセミナーの時点では何も緊張感がないのだから結果は確認できない。

レクチャーする講師は自信満々である。

その後の発表会は緊張はおさまるどころか何の変化もなかった。

元々疑ってかかっているし、催眠効果すらなかった。

 

人前に立つように心がける

たまたま中学生、高校生の時に指揮をしていたことがある。

そしてこれもたまたまだが小さな楽団で指揮をする事になった。

最初は声も小さく手振りも小さく申し訳なさそうに指示をしていました。

それが月に2回づつ7〜8年も続けると緊張感も殆どなくなっている。

ただ、相変わらずフルートの演奏はダメで緊張を取るのが難しい。

 

緊張感の減少は人前に出る回数に比例する

人前に出るようになるとなんと言うこともなくなる。

恐らく学校の先生も最初は緊張しているかも知れないけど毎日毎日学生の前に立ち話をしなければならない状況下に有れば嫌でも緊張しなくなるはず。

ただし、同じ内容に限る。

つまり自分の専門分野だけは緊張しないはず。

しかしその方々も例えば結婚式でスピーチを頼まれた場合は緊張するだろうと思います。

テレビで観たのだがあの明石家さんまですらSMAPの1万人以上の観客の前にサプライズ登場した時は「喉がカラカラや!」と言っていた。

つまり自分がいつも行なっている行動は緊張しなくなる。

たとえ人前でも。

 

緊張する時としない時

先程の明石家さんまの例で言えば普段通りのお笑いをやっていれば何も問題ないはず。

しかしSMAPのコンサートはアウェイであり観客はさんまを見にきたのではない。

明らかに場違いなのである。

その観客に笑ってもらうにはどうすれば良いかなど普段ではない頭を使うはずである。

異質の空間でいつもと違う演技をしなければならないと言うことが、緊張を作り出すのだろう。

ただしそれは流石、百戦錬磨の明石家さんまだけに会場は大いに盛り上がったのは言うまでもない。

 

緊張感の強い人とそうでない人

緊張をしたことがないと言う人もいる。

羨ましい限りである。

 

程よい緊張感が良いパフォーマンスを生み出す

緊張しない人のパフォーマンスはあまり良くないと言う。

緊張を克服してこそ最大のパフォーマンスを出すと言う。

実は先程の明石家さんまも本当はかなり緊張する方だと言っている。

お笑いは緊張しない人間は成功しないとまで言う。

 

緊張感と共存

結論としては人前に立つことを回数を重ねて経験することが実は一番の近道です。

緊張感を低減させようと色々な本を読んだり、緊張を無くすセミナーにお金を払って参加してみたりをしましたが、私にはどれも効果がなかったです。

うまく演じなければ、とか、うまく話さなければ、とか、うまく演奏しなければと思うと大抵うまくいきません。

 

集中する方向を間違わないように

完璧にこなそうとすればするほど緊張感は増大します。

ステージに立ったらそれは本当に恐怖との戦いです。

仮にうまくいっていたとしても、途中で間違えると、その瞬間に「なぜ間違えたのだろう」「どうしよう」という心理状態に集中してしまいパフォーマンスの内容が飛んでしまうことがあります。

この方向に集中しないように、次は何をする、その次はどういう風にするのか、などトークや演奏の中身に集中するように習慣付ければ多少間違えてもパフォーマンスに集中できると思います。

これが今の私の結論です。

人前に出てパフォーマンスをする時に集中する方向を習慣付ける

まだまだ道半ばではありますが、皆さんの参考になれば幸いです。