フッ素樹脂のフライパンは有毒
フッ素樹脂とかテフロン加工と言われるフライパンは有害物質を発します。
一般的に接着剤のPFOAとかPTFEなどが体に害を及ぼすと言われています。
フッ素樹脂から有毒物質が放出されているなんて知らなかった。
フッ素樹脂を鍋に貼り付ける接着剤(PFOAなど)に問題があると言われています。
PFOAは今はフッ素樹脂加工には使用されなくなったので安全と記載しているサイトがあります。
一方フッ素樹脂加工のフライパンはやはり危険と位置付けているサイトもあります。
考え方によって意見もいろいろあるとは思いますが、私はとりあえずはフッ素樹脂加工のフライパンは使用していません。
フッ素樹脂のフライパンを製作や販売する側は「安全である」ことを強調していますが、反対意見もかなり多くあるからです。
空焚きすると悪い、つまり260℃を超えると有害ガスが出ると言う結果もあります。
フライパン全体に食材が満遍なく置かれていて空焚きの状態にならなければ大丈夫かもしれません。
しかし、肉のかたまりを焼いている時、肉を置いていないところは空焚きと同じ状況になると思えます。
(今のコンロはセンサーが付いていて肉を焼く時必ずピッと音がして瞬時に弱火になります。と言うことは空焚きになっているとセンサーが判断していると言うことだと考えられます)
鉄製のフライパンの長所と短所
私は今鉄製のフライパンを使っています。
ちなみに鍋はステンレス製でアルミ製の鍋は全て捨てました。(アルミ製の鍋もまた有害と聞きます)
10年くらい前まではフッ素樹脂でコーティングしたフライパンやアルミの鍋を後生大事に使っていました。
フライパンはフッ素樹脂が剥げても、もったいなくて使っていました。
上記の通り空焚き状態を通り越して表面のフッ素樹脂も剥げ落ちていたまま、よく知らずに貧乏性で捨てるのは勿体無いと思って使い続けた。
しかし関西消費者協会の資料によるとフッ素樹脂から出るフッ素ガスが問題とも。
接着剤だけではなく、フッ素樹脂加工の鍋は通常使用でも問題があると提起している。
母は胃がんで亡くなったのですが、それまではフッ素樹脂のフライパンや鍋を使い続けたのです。
私がもう少し注意しておけばよかった、と思っています。
ただ、このブログ(他の回)で書いているように、添加物や農薬などの化学物質が悪影響をもたらしていることは事実。
この話は他の回に回すとして今はフライパンの話。
鉄製のフライパン
フッ素樹脂加工のフライパンで作っていた頃は卵がくっつかず気持ち良いくらいに調理できていましたが、鉄製のフライパンは何しろやりにくい。
最悪、オムレツというよりスクランブルエッグになってしまう。
フッ素樹脂加工のフライパンは目玉焼きにしてもオムレツにしてもフライパンにくっつかずにキレイに焼けます。
それに対して鉄製のフライパンは卵がくっついてキレイにはできません。
鉄製のフライパンはオムレツを作る時にくっついてしまう。
オムレツがスルッと滑るようにするためにはフライパンを育てなければならないとか・・・
焼きを入れる儀式のようなことが必要らしいが、私はやったことがない。
見た目は悪くても体に良いと思えばそれで十分だと思っています(負け惜しみ)。
しかし、鍋にくっつかないフッ素樹脂やテフロン加工ではないフライパンがあるとのこと。
フッ素樹脂加工ではなく「セラミックコート」
フッ素樹脂ではなく表面をセラミック(つまり陶器)で膜を張ったグリーンパン。
人体に悪影響がないとのことだったので、とりあえず試してみることにする。
セラミックコーティングがどんなものか分からなかったので取り寄せてみたのですが、使い勝手はとても良いです。
動画にしましたのでご覧ください。
安全で使いやすいグリーンパン。
鉄製フライパンが最も安全
最後に付け加えておきますが、私は鉄製が最も安心できるフライパンだと思っています。
YouTubeで
【鉄フライパン】絶対にくっつかないお手入れ方法・油膜の張り方【30分で簡単バージョン】
で検索してみてください。
一度買うとかなり使い込んでも劣化しないところが経済的。
そしていわゆる「育てる」事をすれば愛着もわくでしょう。
ただ、なかなか育てるにはそれなりの愛情が必要かもしれません。
不精な人はセラミックコーティング
とは言うものの、私も毎日料理を作る事を考えると鉄のフライパンを育てるのは、かなりしんどいです。
やはり体に無害なら、ちょっとは楽をしたいです。
値段も小ぶりのフライパンは6千円台です。
少しお高い気はしますが、健康の事を考えれば納得の価格だと思います。
実は鉄製が良いと言いながら、グリーンパンが来てからはそればっかり使っています。
これからは卵料理とか、焦げ付きやすい料理以外は鉄製で、と思っています。